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昨日の話題といったら、これしかあるまい。
口先介入を繰り返す腰砕けの日本政府と、
それをあざ笑うかのように円高が進むマーケット。
先週金曜日に日銀が発表した、追加金融緩和も不発に終わり、
もう歯止めが利かない状態。
そして、オセアニア時間に更に進む円高。
さすがに、これ以上は我慢できないところまでいってしまっていた。
もし介入しないでいたら、昨日はドル円で75円を切っていたかもしれない。
識者はFOMCやG20前の介入は意外という認識のようだが、
個人的には遅すぎるかなと。
単独介入は一時的に円安にすることはできるし、
マーケットに警戒感を与えることもできる。
でもそれ一発で円安トレンドに転換させることはできず、
せいぜい牽制くらいにしかならない。
ならばもっと早くに行って、出鼻を挫かないといけないんじゃないかと思う。
10/21（金）にドル円最安値を更新した。（一瞬だけ）
あの時はまだ、76.00円が強力な心理的サポートとして効いていた。
ならば介入するタイミングは10/24（月）なんじゃないか？
（いや、まぁお偉いさん方には色々調整とかあるのかもしれないけど。。。）
これなら再び円高になっても、76.00円はまだ強力な心理的サポートとして機能するし。
今回のタイミングだと、ドル円最安値が75.32円までいってしまったから、
また円高の流れになった場合、
意識されるのは75.32円および75.00円になるんじゃないかな。
防衛ラインがどんどん下がっていくんですけど。。。
あ、長くなりすぎた。
トレードのこと書かなきゃ。
東京時間
はい、言うまでもなくタイトルのそれだね。
10:25から介入開始されたんだけど、日銀は10:30近辺の時間が好きなのか？
なんか去年の9/15の介入のときも、10:30くらいからだったし。
その経験があるから、10:30近辺の時間を警戒するような癖がついた。
それで、実際のトレードだけど、初動はとれてない。
てかさすがに無理（笑）
とりあえずクロス円はしばらく放置することにして、ドルストレートを見る。
11:00過ぎあたりからポンドドルがズルズル落ちる感じだったので、戻り売り&利確。
そして12:00過ぎあたりから、特にクロス円で動きがほとんどなくなる。
おいおい、いつから日本円はドルペッグ制に戻ったんだ？
スイス中銀の物真似かよ！
しかもドル円79円強という中途半端なレート、そこで固定する意味はあるのか？（笑）
これではトレーダーはお手上げ。
見ていてもしょうがないので、昼寝をすることにした。
そして、動きのないままロンドン時間へ。
ロンドン時間
クロス円はまだ取引できそうにないので、ドルストレートを見ることに。
ユーロドルで押し目拾ったり、戻り売りしたり。
なんか上がったり下がったりしてたな。
尚、17:15くらいからのクロス円の下落は、呼吸が合わなかったので見送り。
介入の値動きが凄まじかったので、相対的に緩い値動きに見えてしまった。
ニューヨーク時間
またしてもユーロドルで押し目拾ったり、戻り売りしたり。
逆張りルールは本日出番なし。
クロス円は全く呼吸が合わない。
あれ、介入の日なのに、クロス円で一度もトレードしてない（笑）
疲れたので24:30くらいに終了。
実はその直後に、ポンドドルが30分で100pips位ぶち上げたらしい。
もうちょっと起きておくんだった。。。
全体的に
介入に全部話題を持っていかれた日だったな。
介入直後はレートの動きが非常に大きくなるので、下手をすると大怪我する。
介入時はトレードしない、というルールにしている人も多い。
とりあえず、介入時にトレードしたことが無い場合、
初回はトレードするのを避けて、見学したほうがいい。
私は去年の9/15（水）が、最初の介入経験だったな。
この時は、レートの動きの大きさにビビッて、見てるだけだった。
トレードしようとした場合、初動に飛び乗ろうとはしない方がいいわな。
なぜなら介入とは限らないから。
実はレートチェックだったり、大口の仕掛けだったりすることが多々ある。
（偽介入なんて言葉が存在する。）
反射的に飛びついて、実は偽介入でてっぺん掴まされたなんていったら泣くしかない。
入るとしたら、反動の戻りに乗るか、押し目を拾うか。
まぁこれも、自分のトレードのペースに合った行動をすればいい。
介入の動きは一過性のもの、自分のペースを崩してまで取りに行くものではないと思う。
別に介入時に利益が取れなかったとしても、破産するわけじゃない。
相場はずっと続くし。
うわ、なんかすごく長くなった。
今日から11月。
今週はイベント目白押しで難易度の高い相場になるだろうから、気を引き締めて行こう！
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2011-11-01 |
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