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売買ルール作成時の問題解決プロセスについて

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週初だね、何書こうか。
今、ちょうどサポートしているトレーダーが、掲題の件でつまっているので、
これについて書いていこう。


モデルルールの作成と検証

売買ルール作成においては、まずモデルルールを作って、
それを検証するところから始める。

モデルルールは何でもいい。
その辺の本に載っているWトップ/Wボトム、ゴールデンクロス/デッドクロス、
押し目買い/戻り売り、ブレイクアウト/ブレイクダウン、etc

とりあえず、何か一つ選んで、条件を具体化させる。
エントリー条件と、エグジット条件(損切りと利確)を決めよう。

ちなみに、ダメな表現例は以下の通り。

「出来る限り利益を伸ばす」
「利益が伸びそうになかったら、同値撤退する」
「日足も参考にする」
etc

こういう表現は、一貫性のある行動が取れないので、ルールとしては不適当だ。


例えば、こんな感じに作る。

エントリー条件:
包み足
(包み足とは何か?ちゃんと自分でわかっていること。)

エグジット条件:
利確:
20pips

損切り:
直近最安値/最高値
(直近は、一番右のローソク足を含めて5本分までのこと。)


簡単でしょ!?

※これは例として、適当に書いているだけ。
 勿論、儲かる保証はどこにもない。
 これでリアルトレードをして損失を被っても、私は一切の責任を負わない。


そして、とりあえず、モデルルールで500トレードくらいしてみる。
もし、期待値プラスで、いいパフォーマンスだったら、そのまま使えばいい。

まぁ大抵、そんな簡単にはいかない。
ルールに手直しが必要になってくる。

そこで、問題解決プロセスの出番だ。
(ようやく本題だ。)


検証後のルール修正・改善について

手直しが必要といっても、どうやっていこうか。
適当に条件をいじっても、ただぐちゃぐちゃになるだけで、永遠に解決しない。

というわけで、まずは道筋を立てなくてはならない。
といっても、難しいことをするわけじゃない。

1.問題点
2.原因
3.実害
4.解決策


この4ステップで考えればいいだろう。

ちなみに、複数並行で解決しようとしないこと。
ぐちゃぐちゃになるので、必ず一つずつ解決しよう。


1.問題点

まずは、何が問題なのか?
といっても、大きく分ければ、大体この2つのどちらかだろう。

①利益が小さい。
②損失が大きい。


メンタルの課題は、ひとまず置いておく。
まだ、そんなことを論じるレベルにはないからだ。

①の場合は、ルールの根底から変更するような形になるだろう。
「利確基準を変える」or「エントリーパターンを増やす」。
解決策が、このどちらかになる可能性が高いからだ。
もうこれは、1から新しいルールを作るのと、大して意味合いが変わらない。

②の場合は、期待値マイナスのエントリーパターンを排除する。
つまり、エントリーフィルターで解決する可能性が高い。
これは、ルールの手直しでなんとかなる領域の話だ。

なので、まずは②を検討するほうがいい。
(勿論、①を検討しなくてはいけないケースもあるだろう。)

例えば、サポートしているトレーダーが、実際に出してきたのは、以下の通り。
「5pips以下の損切り幅の時は、損切りトレードが多い。」
ちなみに、損切り基準は直近最安値/直近最高値。



2.原因

何が原因なのか?

サポートしているトレーダーの例でいけば、以下の通り。
「5pips以下の損切り幅では狭すぎて、ノイズにかかりやすい。」

この原因を打ち消すような形の解決策を、後で作らなければならない。


3.実害

実際に挙げられた条件で、本当にマイナスになっているのか?
これを確認する必要がある。

(該当条件下での合計利確pips)+(該当条件下での合計損切りpips)<0

これが成り立てば、確かに挙げられた条件で、マイナスになっているのが確認できる。

ここはしっかりとやって欲しい。
イメージ先行で、実は損失には繋がっていなかった、というケースは少なくない。


4.解決策

ここで、適当に解決策っぽいものを出しても、泥沼にはまるだけだ。
原因で出したものを、打ち消すようなものにしなくてはならない。

「5pips以下の損切り幅では狭すぎて、ノイズにかかりやすい。」
これを打ち消すのであれば、例えば以下のようなエントリーフィルターを作る。

「5pips以下の損切り幅の時は、エントリーを見送る。」

注意しないといけないのは、色気を出して余計な条件を追加しないこと。
あくまでも、原因を打ち消すことのみを考えよう。


以上、こんな感じだ。

正直、ごくごく当たり前のことだと思う。

ただ、思いつきで条件をこねくり回している人や、
自分でロクに考えもせず、検索して解決策っぽいものをコピペしているだけの人も、
少なからずいるだろう。
そういう人には、役に立つのではないか。


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2012-09-10 | 共通テーマ:マネー | nice!(21) | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

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