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誠にありがとうございます！
昨日の相場…さすがにあれでは、やることないね＾＾；
朝っぱらにドカっと動いただけ…。
というわけで、久しぶりに言いたい放題言うことにするｗ
今回のネタは、「FXトレーダーの成長段階」。
まぁどこで区切るかで、どうにでも書ける内容だけどさ。
とりあえず、私は以下の3つに分けてみた。
Ⅰ．無知・無謀の段階
Ⅱ．聖杯探しの段階
Ⅲ．ルール遵守の段階
どう？まぁ悪くない分け方でしょ？ｗ
んじゃ書いていくことにする。
Ⅰ．無知・無謀の段階
FXに興味を持って、ちょっといじり始めた人達だね。
破産する確率が極めて高い、とても危険な状態なんだけど、
当の本人は、そんなことには全く気が付いていない…。
物凄く良くある、典型的なパターン①
入門書をちょっと読んでみる。
↓
デモトレードを1～2ヶ月やってみる。
（全く一貫性のないデタラメなトレード、本人は大真面目かもしれないが…。）
↓
プラスになったから、コツが掴めた！イメージができた！と思い込む。
（壮大な勘違いｗ）
↓
リアルトレードを始めて、ちょっとは勝てる。
（ビギナーズラックというやつだｗ）
↓
「もっとポジション量を増やせば、簡単に儲かる！」と思い、ポジション量を増やす。
↓
逆行して一発破産！
あまりにも多いんだよね、これ…。
大体、ちょっとデモで勝ったくらいで「自分はセンスがある」と思っていたりする…。
トレードセンスを最初から持っている人間なんて、皆無だよ。
（唯一例外があるとすれば、親が専業トレーダーで、
幼少の頃からトレーダー教育を受けていた場合のみ。）
まぁそもそも、こういう人達の考えるトレードセンスと、
私の考えるトレードセンスは違うんだけどさ。
こういう人達の考えるトレードセンス…値動きを予想して当てること
私の考えるトレードセンス…規律のあるトレードを実行しつづけること
大体さぁ…
・長期的なトレード計画が無い
・期待値プラスを確認した売買ルールが無い
・資金管理計画が無い
・規律や自己責任とは無縁で、感情で動くのみ
これでどうやって、継続的に収益をあげるイメージができるのさ？
中学生でも無理だってわかるだろ、その思考回路を知りたいわｗ
キツイ言い方だけど、「相場を舐めている」としか思えないんだよね。
トレードが何なのかも、分かっていない状態だというのに…。
あぁ、そうか…。
トレードは「値動きを予想して当てること」だと思っているからか。
で、トレードの腕が上がるということは、予想の精度が上がることだと…。
うん、まぁ幻想だよねｗ
期待値がプラスの行動を繰り返すから、トータルでプラスになるのであって、
そもそも値動きの予想なんてしていないし。
私は、この後レートがどう動くかなんて全くわからないし、興味も無い。
でも、トータルではプラスにできる。
トレーダーとしてやるべきことを、淡々とこなしているから。
じゃあなんで、トレードについてそんな勘違いが起きるのかというと、
「単発のトレードで利益を上げるのは簡単だから。」
適当に買って偶然上がる or 適当に売って偶然下がる
これで利益が出るんだよ。
何の技術も要らないし、努力もしなくていい。
せいぜい、注文の仕方がわかればいいくらいだ。
何もしていないのに利益を出せた
↓
「利益が出た」＝「結果が出た」
↓
自分はセンスがある。（これで勝てる！）
こんな感じだろう。
じゃあそれを繰り返せば、継続的に収益をあげられるのか？というとそれは違う。
何故なら、「それは、たまたま偶然利益が出たにすぎないから。」
つまり、期待値がプラスの行動では無い、ということ。
（継続的に収益をあげるには、計画、技術、経験が必要だ。当たり前だけど。）
偶然利益が出たに過ぎないから、偶然損失になることもある。
そんなもの繰り返したところで、増えたり減ったりで一喜一憂するだけ。
で、ここらで大勝負と言わんばかりに、ポジション量を増やしてアボンｗ
期待値がプラスの行動を繰り返す場合は、そうではない。
個々のトレードは、利確だろうと損切りだろうと、どうでもいい。
トレードをする毎に、淡々と期待値分のプラスが蓄積されるだけ。
（表面上の数字には表れないけど。）
んで、それを1,000トレードとかやれば、プラスになっている。
ただ、それだけのことだ。
（バックテストで証明済み。）
だから私は、今日○○pips勝った負けたなんて報告に興味はないし、
むしろ有害だと思っている。
まぁこういう人達は、一回痛い目に遭わないと分からないのかもしれない…。
でも、吹き飛ばすのは仕方ないけど、再起不能にだけはならないこと。
続ける限りは、成長の余地がある。
物凄く良くある、典型的なパターン②
①よりは、用心深くて真面目なタイプの人達。
「センスがある」と思い込んで暴走せず、
ちゃんと有識者に、何をすればいいか聞くことができる。
但し…。
・トレード計画
・期待値プラスの売買ルール構築（最低1,000トレードのバックテスト）
・資金管理計画
少なくとも、下準備として上記3つは必要と説明すると…。
「そうは言っても、少しずつでいいから、資金を増やしていきたいです！」
なんて言い出すのだ。
このセリフ、何人から聞いたかわからんくらいだｗ
サポートしているトレーダーも、初期にそんなこと言っていた。
…おそらく、真意が伝わっていないのだろう。
（下準備として、上記3つが必要だと説明したばかりなんだけどね＾＾；）
んで、なんでこんなセリフが出てくるのかというと、
多分、以下のような価値観があるのだろう。
「小額稼ぐのは簡単だけど、高額稼ぐのは難しい。」
まぁこれだと、何を持って小額なのか？高額なのか？となりそうなので、
小額…1,000円
高額…100万円
としようか、イメージしやすいように。
トレードにおいて、小額稼ぐのと高額稼ぐのに、違いがあるとすれば、以下の3つ。
１．ポジション量
２．金額に対するメンタルの影響
３．（約定力）
１は当たり前。
例えば、1,000通貨で取引するか、100万通貨で取引するか。
ただそれだけ。
２は一番大きいだろうね。
1,000円の利確は難なく行えるけど、100万円の利確は手が震えるみたいな。
まぁこれはトレード技術というよりは、その人のお金に対する器の大きさだろう。
３は、ポジション量が大きければ、それだけ希望のレートで約定しにくくなるという、
相場の原理原則を述べているだけ。
（あなたが100万通貨をロングする場合、それを成立させるためには、
100万通貨分のショートが必要。
では、それが1億通貨だったら…という話。）
100万通貨くらいまでなら、そこまで影響ないから、カッコをつけておいた。
逆に言えば、これら3つ以外は、1,000円稼ぐのも100万円稼ぐのも変わらない。
1,000円稼ぐのには、技術はほとんど要らないけど、
100万円稼ぐのには、高度な技術が要るわけじゃない。
どちらでも、トレード計画、売買ルール、資金管理計画は必要。
1,000円だから初心者でも楽に稼げる、というわけではない。
やるべき面倒くさいことは後回しで、小額を稼ぎながら少しずつコツを掴み、
いつの間にか大金を稼ぐ勝ち組へ…。
さすがにちょっと脚本甘すぎるだろ＾＾；
120分のハリウッド映画でも、もう少し山有り谷有りだぞｗ
まぁでも、このタイプの人達は、
①の人たちとは違って、この段階で破産は経験しないで済むかも。
人の話に耳を傾ける素直さがあればね。
うげっ、Ⅰを書いたら長くなりすぎた…。
一旦、切ることにする。
続きは、また近々気が向いたらということで。
追伸：
トレードは手法よりも、メンタルの重要性が極めて高い。
私がトレードメンタルを学ぶ上で、土台となっているものある。
それが「ドクターモルツのサイコ・サイバネティクス」だ。
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