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順張りと逆張り

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最近、世間はAIJ事件で大騒ぎになっている。
んで、一トレーダーとして、この事件の報道のされ方で疑問に思うことがある。

AIJは「逆張り」という投資法をしていたらしいのだが、
『「逆張り」=「高リスク」である。』といった趣旨の報道がされているのだ。

順張りも逆張りもやっている私からすると、頭の中が「?」で一杯になる。
ただ単に、「逆張りは高リスクだ!」と言いたいだけなんじゃないかとw
(まぁそもそも「リスク」という言葉の定義が不明瞭なんだけど…。
ニュアンスから察するに「リスク」=「金銭的損失の危険性」って意味かな。
じゃあ、リスクの定義はこれで話を進めていこう。)

しかも、素人のみならず、トレードをある程度真面目に勉強している初・中級者に、
この手の勘違いをしている人が非常に多い。
(更に言うと、特に株をやっている人に多い気がする。
下降トレンドでナンピンをして、大火傷を負った経験でもあるのだろうか?)
これはいくつかの投資本が、「順張りが王道。逆張りは悪。」
といったような趣旨のことを書いているからだと思う。

逆張りだけが取り立てて高リスクなわけではない。
「トレーダーとしての実力がなければ、順張りも逆張りも高リスクである。」
これが真理だろう。

自動車だって、適切に運転しないと凶器になるだろう。
それと一緒だよ。
私からしたら、今回の件での報道のされ方は、
「自動車はビックリするほどとっても危険!」
って必要以上に騒がれているのと同じような感覚なんだ。


というわけで、ちょっと順張りと逆張りについて簡単に書こうと思う。


順張り(トレンドフォロー)・逆張り(カウンタートレンド)とは?

順張り…トレンドに沿った売買。上げ相場なら買い、下げ相場なら売り。
逆張り…トレンドに逆らった売買。上げ相場なら売り、下げ相場なら買い。

※トレンド…値動きの方向性。
       値動きが上に向かっているなら上昇トレンド、
       値動きが下に向かっているなら下降トレンド。

まぁ簡潔に書けば、多分こんな感じになるんじゃないかな。
これだと、「やっぱり逆張りはリスクが高そう」という印象だろう。


順張り・逆張りの目的

順張りの目的…トレンドの途中から、トレンドに乗ることで、利益を得る。
逆張りの目的…トレンドの最初から、トレンドに乗ることで、利益を得る。

実は順張りも逆張りも、トレンドに乗ることを目的にしている。
違いは、トレンドをどこで掴むかである。

逆張りがトレンドに逆らった売買に見えるのは、
次のトレンドを最初から掴もうとしてるからである。


順張り・逆張りのリスク

順張りのリスク…天井買い・底売りになる可能性がある。
逆張りのリスク…現在のトレンドが終了せず、順行する可能性がある。

これらは避けることができないので、損切りで適切に対処するしかない。
ここはとても重要なので、くどいようだがもう一度。

「順張りで天井買い・底売りを完全に避けることはできない。
逆張りでトレンドが変わらず、順行することを完全に避けることはできない。」


損切りをしっかりやれば、順張りも逆張りもリスクを限定できる。
両方とも自分が決めた範囲のリスクを取るのだから、
取り立てて逆張りのリスクが高いなんてことにはならない。

逆に、損切りができないのなら、順張りも逆張りも高リスクである。
(というか、実力不足だからトレードする段階にない。)
順張りナンピンは、そもそも順張りが何なのかを理解していない。
逆張りナンピンは、地獄への片道切符に他ならない。
(しかも麻薬のように、高い中毒性を持っている。)

どんなに偉そうな肩書きを持っていようが、
損切りがしっかりできないのであれば素人確定である。



順張り・逆張りの典型手法

順張り…押し目買い/戻り売り、ブレイクアウト/ブレイクダウン、
      ゴールデンクロス/デッドクロス、等々
逆張り…ダブルボトム/ダブルトップ、節目反発、乖離(グランビルの法則)、
      ラウンドボトム/ラウンドトップ、等々

重要なのは、どの手法を使うのか?ではない。
誤解を恐れずに言えば、何でもいい。

ただし、以下の3つの条件を必ず満たすこと。

1.エントリー条件、エグジット条件(利確・損切り)を明確にすること
2.確率的優位性(期待値がプラスであること)を確認すること
(1,000トレードくらいのバックテストが必要。)
3.自分の性格に合っていて、しっかりと実行できること


ある程度経験のある人ならわかるけど、3が一番難しい。
これができなくて、皆苦労してるんだよね。

尚、売買ルール作成に関しては、3/8の記事に書いてある。


逆に、絶対にやってはいけない手法がある。
勿論、「値ごろ感・ヤマ勘」での売買のことだ。
それはトレードではない、ギャンブルだ。
(そもそも手法ですらないなw)

くどいが、
どんなに偉そうな肩書きを持っていようが、
値ごろ感・ヤマ勘で売買をしているようであれば素人確定である。



うわぁ、随分と長くなったなw
一応、順張りと逆張りの説明はこのくらいで。

書いてて思ったんだけど、報道されている「逆張り」のニュアンスって、
「とにかく反発ねらいでトレンドに逆い、
確率的優位性はガン無視で、値ごろ感やヤマ勘だけで売買し、
損切りなんてしないから、リスクは極大!!」

みたいな感じか!?

あのさー、それってトレードじゃなくてギャンブルなんだけどw
そんなの投資法なんて高尚なものじゃねーよ、本当の逆張りに失礼じゃね!?
まぁ世間一般のトレードに対するイメージって、こんな感じなのかもしれないね。


あ、そうそう、昨日のトレードについては、以下に簡単に書いておく。
(実はあまり書くことがないw)

昨日は、クロス円が上に下にと動いたね。(年度末だから??)
ただ、動く時と動かない時がはっきりと分かれていた。

①8:00~10:00のいってこい
②15:00~16:00の昇龍拳
③25:40からの上昇

実は上記3つ以外はうだうだで、ほとんどトレードできない状態だった。

ちなみに私はというと…
①トレードしてない。(まぁ東京時間は毎日のように扱き下ろしてるしw)
②外出してた。(私用のため。帰ってきたのは18:00過ぎ。)
③本日の営業は終了しました。

つまり、美味しくないところだけ見ていたというわけだw
これはしょうがないね、昨日の相場とは呼吸が合わなかった。

さて、もう3月も終わりだ。
来月から、また気を引き締めていこう。


追伸:

トレードは手法よりも、メンタルの重要性が極めて高い。
私がトレードメンタルを学ぶ上で、土台となっているものある。
それが「ドクターモルツのサイコ・サイバネティクス」だ。
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2012-03-31 | 共通テーマ:マネー | nice!(32) | コメント(7) | トラックバック(0) | 編集

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コメント 7

hanamura

個人年金を解約したら、年90万円→70万円の大損でした。
(こういうコメントに、問題あったら、削除してください。)
by hanamura (2012-03-31 18:49) 

hanamura

保険と年金を解約しました。傷は浅からず?深からず?
by hanamura (2012-04-01 13:33) 

六文銭

>>hanamuraさん

コメントありがとうございます。

損をされたことは、気の毒だと思います…。

そこで、今後のため、金融商品を購入する上で、是非ともチェックしていただきたいことがあります。
「期待値はプラスか?」
「最悪のシナリオは?そしてそれを受け入れられるか?」

営業はいいことしか言いません。
hanamuraさんご自身で、その金融商品の仕組みをきちんと理解しなくてはいけません。
その上で、「最良のシナリオ」「最も起こりうるシナリオ」「最悪のシナリオ」をご自分で考えて下さい。
そして、期待値がプラスであること、またその最悪のシナリオを受け入れられるのであれば、その金融商品はご購入されてもいいでしょう。
ご自分で理解できてるかをチェックするのは簡単です。
第三者に、その金融商品のプレゼンをしてみてください。
それで、きちんと説明できるのであれば、大丈夫でしょう。

おそらく営業は「最悪のシナリオなどまず起きない」といった趣旨のことを言うと思いますが、現にリーマンショックもギリシャショックも起きています。
何が起きてもおかしくないのが、このマーケットの世界なのです。

最後に少し厳しいことを言いますが、ご容赦下さい。
絶対に知っていなくてはいけない、マーケットの世界の掟です。

「金を出した者の自己責任」

金融商品を買うときは、この言葉を必ず思い出してください。
※詐欺師を擁護する意図は全くありません。
by 六文銭 (2012-04-01 15:10) 

pandan

いつも訪問ありがとうございます。
by pandan (2012-04-02 06:51) 

六文銭

>>pandanさん

いえいえ、こちらこそいつもご訪問 nice! コメントありがとうございます。

今後とも、宜しくお願いします。
by 六文銭 (2012-04-02 11:08) 

Princes-IDC

銀行員も証券マンも、もれなく個人年金溶かしてますから、
あまり気になさらなくていいと思われます。 しく、しく。。。



by Princes-IDC (2012-04-04 00:58) 

六文銭

>>Princes-IDCさん

コメントありがとうございます。

銀行員や証券マンは、超能力者の類ではないのですから、
そりゃ普通に損もしますよ。
肩書きで損得が決まるわけではないですから…。
by 六文銭 (2012-04-04 12:22) 

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